BookBook for iPhone 4

ビデオにやられて買ってしまいましたので感想を。

Twelve South BookBook | 3-in-1 Wallet Case, Display, Removable Shell
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パッケージを開けてびっくり、Made in Chinaのシールが誇らしげに。。もう少し控えめにしてもいいようなものですが。アメリカの会社が企画・販売しているのですし、イメージ重視の製品なのですから少し考えてもよいような気がします。
もともと製造元での売値がUS$59.99、つまり現在のレートで4700円の価値と言うことです。まあ、値段なりのクオリティです。定期入れの透明アクリルはよれよれ、縫製かアクリル自身の問題のようです。サイレントスイッチ用の切り欠きは位置がずれていて、スイッチの操作に苦戦します。縫製もまあ、安物の財布と同程度の感じです。あくまで外観&イメージ勝負の商品だと感じます。遠目に見てよし、触って?というところでしょうか。
使用感は微妙。決して使いやすくはありません。財布をなくせるほどの収納力はなく、結局iPhoneのサイズを大きくしているだけのような気もします。シンガポールのようにデビッドカード(Netsですね、むこうでは。)が進んでいる国であれば、現金を使うことはほとんど無いので、これだけで暮らせそうですが日本では…。
文字入力の時、左手が使いにくくなります。左手だけで保持しての文字入力は無理と思います。iPhoneを右に倒して、横画面で文字入力するようにすれば解消できそうですが面倒ですし。。少々工夫&慣れが必要です。
カメラ使用時も微妙です。確かに本体を簡単に引き出すことができるのですが、受話部のカバーが画面を隠すので撮りにくい。。それに本体を引き出すためのタブがiPhoneの明るさセンサーを遮るようで、画面が暗くなってしまいます。全く…。

あくまでの私の個人的な感想ですが、購入前に使い勝手をよくイメトレして、それでも(イメージを重視して)許せる方にはおすすめです。私はせっかく買ったので、手になじむように使い込んでみるつもりです。革がなじむ頃には使い勝手も気にならなくなるといいですが。